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借地上連棟建物のご売却依頼です。
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バタバタと忙しくてブログの更新がままならずでした。皆様いかがお過ごしでしょうか?(株)町屋くらぶはお客様の不動産売却や収益化のご相談をうけて相変わらず大阪市生野区、阿倍野区 天王寺区を中心に走り回っております。
さて今回も借地上の連棟長屋のご相談です。場所は大阪市の東の方に位置する城東区諏訪というところの物件です。
建物は連棟ですが外観も趣があり昭和レトロな様子を醸し出しております。屋内も最近その良さを再認識されてきてる畳敷きの和室がでーんとあり、昔のドラマ「寺内貫太郎」のちゃぶ台を家族で囲む夕食風景が思い浮かぶようです。
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今回の売却ご依頼のオーナーさんはこの物件を長らく収益物件としてお持ちだったのですがこの度ご実家のある北海道に戻られるとのことで遠方からの管理も難しいだろうとお考えで売却となった次第です。建物の外部も屋内も手入れがよく、まあ同じような収益をお考えの購入希望者さんは結構早く見つかるだろうと考えております。
そして今回のなんたってよかったのは「地主様!!」です。今回のように借地上の建物を売却する場合、当然その建物の存在する土地の賃借権も次の所有者さんに移らないと他人の土地に無断で建物を所有してることになりますよね。だからこの場合は地主さんに借地権の譲渡承諾(名義変更料ということも)をしてもらいます。
その時に地主さんに「承諾料」をお支払いするのですが、結構びっくりする金額を言われる地主さんもおられます。 今年に入って仲介した借地権の譲渡承諾料では「ちょっとこれはアンマリとちゃうのん?」という金額提示があり何度も話し合い何とか着地点を見つけました。
今回の地主さんは良心的な範囲での承諾料のご提示をいただきました。地代も駅近くの場所にしたらかなりお安くしていただきこれなら次にこのお家を購入されて賃貸経営をお考えの方でも十分に利益率も良く運営されていけそうです。
こうしてまだまだ使える古民家な建物も現役として活躍して、この街角の一風景として存していくんでしょうね。