日誌
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2025.07.11
相続した築古長屋物件、面倒臭いと言って安売りはチョット待った!
皆様、こんにちは。いかがおすごしでしょうか。今年もアッつい日々がやってきましたね~。ちょっとスタートが早すぎると思うけど地球温暖化の影響を肌身にビシビシと身近に迫ってきてるのを感じる今日この頃です。ムシムシジメジメとしたこの時期は様々な虫たちも活発になってくるから、もちろん害虫さんたちもお元気に活動をされてます。なのでこの時期に物件(特に築古、連棟長屋等)を身に行くときは汗っかきで何故か子供のころから人よりたくさん「蚊」に好かれる私は、虫よけのアームバンドを両手両足に装着してなおかつスプレーを噴霧(本当に噴霧という言葉がピッタリのように全身に振りかけます)して現場に向かいます。路地のような細い道の奥にあるようなお家は特に玄関を開けるときなどに耳元に「ブ~~ン」とやってきます。一度7月頃やったか 京都の左京区の一条寺から少し山側に行ったところ「雲母坂」のお宅を見に行った時は虫よけセットを忘れていってホンマにすっごいことになりました。耳とか頭からかゆいのなんのって。 あ、「蚊」の話ばかりに行ってしまいましたが、本日の本題です。「せっかく相続した実家」の中を見てクラ~っときて「なんぼでもエエから売って~。こんなに家の中いっぱいの家具やら服やらなんやらかんやらをよう片付けられへんわ。」とやる気をなくして投げ売りせんといてください。 先日、知人の紹介で大阪市内にお住いでご実家を相続された方が売却のご相談に来られた時におっしゃられてたのがまさに「相続したものの、室内の家具とかの処分を考えるのも面倒やし、そもそも雨漏りもちょっとあるし、お隣からは雑草がすごいから何とかしてといわれるし、いろいろ考えるの面倒やからもういくらでもエエから売ってください。」というご相談でした。 この様なチョット面倒なお家、これこそ私のお得意な分野でございまして、早速売主さんと現場へ行く日を7月2日のお昼ときめまして、当日となりました。7月月初なのにまるで7月末からお盆のころのようなモワ~っとした日でしたのでもちろん虫よけセットを忘れず完璧装着でいざ現地へ。(ところで、この暑さでセミってどうなってるのでしょうかね。暑すぎて羽化が上手いこといってないのかしらん) 場所は松原市の近鉄「河内天美駅」徒歩5分、閑静な住宅地のなかの連棟長屋の端やです。 玄関扉をガラガラっと開けたいところでしたが、ガ、ガガ、ガラって感じでようやっと開けたところ、残置物が「いっぱい」です。そうやねえ、確かにどこから手をつけてええか溜息もでますね。そこで私聞きました「だいたいご希望はおいくらで売りたいんですか?」、「ホンマなんぼでもええねんけど、家具の処分代とか手数料とかもあるやろうから100万円ほど、、、、」とかなり消極的なご希望をおっしゃいますが、
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2025.05.10
突撃訪問の「押し買い」業者にご注意してください。
皆様こんにちわ。GWはいかがおすごしでしたか? 円安で以前のように気軽にハワイへぶっ飛ぶこともチョイ難しいしじゃあ国内と思って見回してみても 円安の影響大でインバウンド様たちが国内をのし歩いておられるのでどこもかしこも出かけにくくなりました。結局お家近くにお散歩がてら物件の散策で過ごしました。ぼーっとニュースを見てますと以前からもちょこちょこきいた「押し買い」の問題が上がってました。これってホンマにやめてほしい。こんな業者がいてるから我々まじめに不動産を商いしてる業者も「なんかやっすーく買いたたいてるんと違うのん」と思われたり言われたりしますねんで。この手のアウトな業者は早いうちに成敗せなあきませんね。
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2025.05.01
借地上連棟建物のご売却依頼です。
バタバタと忙しくてブログの更新がままならずでした。皆様いかがお過ごしでしょうか?(株)町屋くらぶはお客様の不動産売却や収益化のご相談をうけて相変わらず大阪市生野区、阿倍野区 天王寺区を中心に走り回っております。 さて今回も借地上の連棟長屋のご相談です。場所は大阪市の東の方に位置する城東区諏訪というところの物件です。 建物は連棟ですが外観も趣があり昭和レトロな様子を醸し出しております。屋内も最近その良さを再認識されてきてる畳敷きの和室がでーんとあり、昔のドラマ「寺内貫太郎」のちゃぶ台を家族で囲む夕食風景が思い浮かぶようです。
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2025.04.11
あ~早く売っておけば良かった。元気な主人が突然倒れるなんて。
今月に入っての売却のご相談が 2件とも後見にまつわるものです。(現在、協議進行中) そのうちの一つの事例です。 70代のご夫婦で、奥さんからのご相談です。ご主人が半年ほど前に脳梗塞を発症されて 救急搬送、その後急性期を脱して現在はリハビリ病棟で療養されています。お住まいのお家とは別でご主人名義の中古戸建をお持ちです。ご主人のご両親が住まわれてましたがお亡くなりになり3年前から空家となってました。老朽化も進んできてご近所からも何となく注意されていたのでご主人が元気な時には「早いところ何とかこの家の処分も考えなアカンなあ」とお話されてたようです。 そして今回のご主人の発病で入院費やその後の療養費等の出費も思いのほかかかってきて何とかこの空家を売却したいとのご相談です。事情をお伺いすると通常の委任契約で売却活動としたいところですが脳梗塞のリハビリ療養中とあっては所有者であるご主人の「法律行為を行う意思能力」があるか無いかを確認せねばなりません。なぜなら民法3条の2「 法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったときは、その法律行為は無効とする。」だからです。ですから、判断能力のない方は代理人を選任する法律行為もできないですから当然奥さんを代理人として売買契約を結ぶことはできません。結んだとしてもそれは無効となります。 そんなことになったら大変ですよね。 だからいくら奥さんが元気なころご主人がこの不動産を早よ売りたいと言ってたと言ってもまた 実情をお聞きすると私としても早期に売却活動に入りたいですが「無効」になる契約(法律行為)はできません。なので日を改めていつも組んでお仕事をしている司法書士さんとリハビリ病棟へご主人の状態を確かめに面会に行きました。 司法書士がポイントにしていたのはゆっくりでもご自身のお名前、生年月日、ご住所などをご主人が言えるかどうかでした。ゆっくりとお名前から質問したところやはりお答えは難しいようで残念ながらこの状況では売買の意思や委任契約などの法律行為は難しいと判断されました。 こうなったら後見制度の利用しかないのかと思うと私は「ちょっとなあ~」と思います。なぜかというと皆さん知ってます?成年後見って制度は結構時間も費用も掛かるしなおかつ必ずご家族が後見人に選ばれるとは限らないです。そして今回の事例のような相談者も70代後半ですしご自身もお身体もあんまり達者でなくてそこにご主人の付き添い等もありそこに今まであんまり関係のなかった「成年後見」という法律のシステムを取り入れていくという負担がかなり負担に思われる方もいらっしゃいます。 今回のお話はとりあえず現在は弁護士さんと協議中です。なるたけ相談者である奥さんの負担をこれ以上増やさないようにして売却にむけてスタートします。
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2025.02.28
隣地さんとの境界って何?~そんなん知らんし~、
先週とはうってかわってお日様がポッカポカのここ大阪市生野区の(株)町屋くらぶでただいまワタシは「重要事項説明書」作成しております。今回のご依頼は生野区にある木造2階建て築年数は75年で建物前面道路は42条2項道路で道幅が4mを切ってるので建て替え時には道路中心線から2mになるまでセットバックしなければならない土地です。売却の依頼者様は北陸方面にお住まいで今回相続した実家(大阪市生野区桃谷)に戻ってくることもなく相続してからもう3年も空家で放置してるので家が荒れる前に売却をしたいとのことです。
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2024.12.18
大阪市生野区の連棟長屋 - 不動産売却も残置物処分もまるっと解決!
大阪市で皆様の不動産売買でのお悩みや不安、相続のご相談を受けて日夜走り回ってる宅建士で行政書士の不動産屋です。 先日売却のご依頼をいただいたK様と今回売却をご希望されてる生野区の物件の現地を訪問しました。 K様は今回の生野区の連棟長屋を相続されたのですが、ご自身は遠方にお住まいでお勤めをされており今回相続されたお家にお住いの予定もなく、賃貸等に利用されるのも面倒なので早々に売却したいとのことでした。 建物は昭和初期に建築された連棟長屋で大阪大空襲にも焼け残ったのですね。正面から見るとなかなか風格もあります。 私、個人的に大好きです。