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不動産無料相談会、皆様ご来場ありがとうございました!

先日11月22日に生野区区民センターで「不動産、空家の無料相談会」を開催しました。日頃の運動不足の解消にもなると思い事前のお知らせチラシをアルバイトのスタッフさんと一緒に配ったのですがその道すがら町をよくみると、やっぱり生野区は狭い路地に面した古い木造、テラス連棟住宅が目立ちますわ。これ、日ごろの防災火災消防訓練やっとかんとホンマこわいと思います。建て直す場合は道路の幅員4m未満では基本、道路中心線からセットバックして建築するのですが、なんていうのかなあ、1本の通りで4m未満の道路に古~い長屋がみっしり寄り合って建ってる中にポツンポツンと新築のお家がセットバックされて建ってるんやけど、そこだけ「ぼこっ、ぼこっ」と道幅が広がってるのはエエんですけどそこに行くまでのその狭い4m未満の道路の入り口が狭い。 お家にガレージも作られてるけど車庫入れ難しそうやなあ。と、まあいろんな事を思いながら相談会のチラシポステイングも配布終わりまして、「さて、チラシ見てどなたか相談来てくれるやろか?」とドキドキしてました。 

ご連絡いただきました皆様、ありがとうございます。当日は11月3連休の初日のところ実は反響はないか?と思ってたのですが、皆様も実際に空家にお困りのお話でしたね。

まずは「すんでた親族が亡くなって数年、家の中の家財道具や雑多な物がそのままで、どないしてええかわかれへん。」「実家の裏の庭の植木の樹がボウボウに伸び放題で隣の人が怒ってるらしいから、よう見に行かれへん」などのご相談をお持ちでこられました。

 

お家の中の家財道具などの整理処分をどうしてエエかわかれへんとのご相談のかたはよくよくお話を伺うと、そのお家には幼少期のころから就職されるまでお住まいやったとの事でご自身の思い出やご家族の思い出のお品も残ってるのですべて処分するのではなくて仕分けをして思い出の品はお手元に持ち帰ってお家を売却したいとご希望でした。私が常に残置物処分を依頼する業者さんは3社いてるんですが、そのうちの1社がご夫婦がメインでされててかなり細かい仕分けを現場でやってくれます。おばあちゃんの遺したタンスや水屋なんかの引き出しを一つづつ確認して貴重品が残ってないかと確認、依頼者さんも立ち会ったりして家具やお品を一個一個を丁寧に確認されて仕分けします。お料金も他所さんと比べてもリーズナブルですしね。なので今回のご相談者さんにはまず家財の整理でこの業者さんを紹介して一度お家の中を見てもらい業者さんとフィーリングがあえば作業をすすめて物件の売却に進みましょかあ~と相成りました。思い出のお家です。あせらずじっくり売却にむけて進みましょう!

さて、お次の方です。 わかりますわ~。ずーっとほったらかしの庭木でご近所から冷たいめで見られてるのん。ましてやお隣さんから「どうにかしてや」なんか言われてたら、自身も住んでない実家に行きたくもないわな。状況をお伺いするとご実家にはお父さんがお一人でお住まいでしたが、3年ほど前に施設入所しててもう誰も住んでなくて相談者さんも4~5年前から言ったことも無いとの事で、実際に迷惑をかけてる植木や家の状態を見に行って植木伐採業者なども手配しようかと思うけど、お隣さんにあって何か文句を言われるのがいややって。

そのお気持ち、わかります~。あとお隣さんとかとの相隣関係のお話って結構当事者でこじれることもありますしね。なので今回は取り敢えず私が業者と一緒に現地を見に行ってどんな状況になってるか写真撮ってきて相談者さんと植木の伐採や外構周りのご近所に迷惑かけてるところを早急に何らかの手当を考えていこうということになりました。

相談会、よかったわ~、皆さんといろんなお話ができて。特にご実家であったりするとその不動産はただの「建物」ではなくてそこに住まわれてた方々の思い出、家族の歴史がいっぱい詰まってます。私はこの大事な皆様の思い出、歴史の詰まった宝物を次に所有される方への橋渡しのお世話係としてまだまだこのオモシロイ「長屋、古家、空家」不動産を勉強して参りますよ!!

引き続き「空き家古家、長屋」のご相談はお気軽にご相談ください。

監修者情報

髙田 登茂

髙田 登茂

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地元・大阪で長く活動してまいりました。主に行政書士として生活保護申請のサポートをさせていただくなかで、不動産に関するお悩みを抱えている方が多いことを知り、現在は不動産売却・買取・賃貸経営のお手伝いをさせていただいております。

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